あの黒いものはなに!?火葬場でおこる失敗とは!?

現役火葬場職員の火葬ディレクターです。
今回ご紹介するのは火葬炉台車に付着してしまった黒い丸い玉の正体をお伝えしたいと思います。ややグロテスクな内容になりますので、不快感を覚える方は離れることをお勧めします。

火葬は、故人を永遠の安らぎへと送り出す重要なプロセスであり、適切に行われることが大切です。しかし、火葬においては、まれに燃え残りという現象が発生することがあります。

本記事では、火葬における燃え残りの原因や対策について詳しく解説し、適切な対応が故人への敬意を示す方法であることを明らかにします。また、火葬場の設備や技術の向上により、燃え残りが減少している現状についても紹介します。これらの知識を持つことで、火葬に関する不安を解消し、故人を安心して送り出せる環境を整えることができます。

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火葬途中のご遺体が残ることは稀にあります

火葬途中のご遺体が残ることは稀にありますの画像
火葬途中のご遺体が残ることは稀にありますの画像

日々、火葬業務を行っていると、まれに火葬途中のご遺体が残ることがあります。女性は50分から70分、男性は60分から80分の火葬を行い、その後皆さんが収骨できるように冷却の期間に入ります。
なかなかお話ができない火葬のお話ですが、必ずしも身体が小さい方が早めに火葬終了になるわけではありませんし、身体の大きさだけで火葬の時間が決まるわけではありません。実際に火葬を行ってみないと、具体的な時間はわかりません。

一般的に、肥満体の方は燃焼温度が高くなり、黒煙を出しながら火葬が行われます。 逆に、身体が小さく細い方は燃焼温度が低くても、比較的短時間で火葬が完了します。 生焼けというのは、ご遺体の形が残るわけではなく、内臓や仙骨などの一部が小さく丸く黒くなることです。

ご遺体が残る主な理由は、火葬炉の温度が上がらない(燃えにくい)場合や、副葬品が多くて燃焼バーナーが全体に回らずに残ってしまうことがあります。
よく聞かれる質問の一つは、人間がどのようなニオイを放つかということです。表現は難しいですが、例えていうとホルモンが焦げてしまい、真っ黒になり小さくなってしまった時のニオイに近いとされています。

火葬場では、このような問題を防ぐために様々な対策が取られています。例えば、火葬炉の温度管理や副葬品の量の調整などです。また、万一ご遺体が残ってしまった場合でも迅速かつ適切な対応ができるよう準備されています。

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定期メンテナンスを行い常に万全を期して火葬を行ってます

定期メンテナンスを行い常に万全を期して火葬を行ってますの画像
定期メンテナンスを行い常に万全を期して火葬を行ってますの画像

火葬炉は基本的に1年から20年の単位で定期的にメンテナンスが行われています。大規模災害を含め、火葬中に火葬炉が壊れて中断することは、火葬場の運営上最も許されないことです。故人さまの尊厳が損なわれ、ご遺族に非常に不快な思いをさせることになります。火葬終了時間も延長され、散会の予定も立てられません。

始業前には、火葬場職員が試運転を行い、火葬時間の空いている時や業務終了後には日常点検を行うなど、常に万全を期して火葬が行われています。
そのため、火葬場では定期的なメンテナンスや点検が欠かせません。これらの作業は専門家によって行われます。また、万一の事故やトラブルが起きた場合でも迅速かつ適切な対応ができるようバックアップされています。

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火葬の失敗は故人様の尊厳を損なうことです

もし火葬場に前室がある場合、職員として改善することが可能です。しかし、火葬炉ベット台車がそのまま出てくると、喪主や血縁の近い方が直接火葬途中のご遺体を見ることになります。火葬途中のご遺体は強烈な臭気を周囲に発します。そのニオイは火葬場全体に充満し、そのような行為は許されません。火葬ディレクターはこの記事を書いてきましたが、火葬途中の失敗で起こる黒い玉の話題はおもしろ半分に議題にするものではありません。

私は現役の火葬場職員であり、火葬ディレクターとして、この仕事に誇りを持って業務を行っています。
厳しい言い方をすると、火葬途中にご遺体が残る事案は、火葬場職員や火葬場、運営する民間企業や自治体などの母体への信頼を損ないます。ご遺族やご親族、ご葬家に対して大変な迷惑をお掛けし、何よりも大切な故人さまの尊厳を傷つけることです。
そのような行為は断じて許されるものではありませんので私たちは常に最善の努力をしております。

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