
火葬後にも残る医療器具「CVポート」「PICC」とは? ― その正体と火葬場でのリアルな現場対応
現代医療の進歩により、がんや慢性疾患と闘う患者さんのQOL(生活の質)は大きく向上しました。その裏側には、高度な治療に対応するための医療機器の進化があります。特に近年よく使われている「CVポート(中心静脈ポート)」や「PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)」といったデバイスは、静脈から薬剤や栄養を長期間安全に投与するための医療器具で、多くの患者さんが終末期まで使い続けています。