公務員!?民間!?色んな雇用形態の火葬場求人

現役火葬場職員の 火葬ディレクターです。
今回はなかなか表にでない火葬場の求人についてお話します。

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火葬場の求人は欠員が出た場合が多い

火葬場の求人は欠員が出た場合が多いの画像
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火葬場の職員募集は、主に欠員が生じた時に行われます。これは、火葬場の運営がマニュアルや派遣先の契約書に基づき、必要な人数が基本的に決まっているためです。

例えば、1日に12件の火葬を受け入れる火葬場を想定してみましょう。ここでは、入炉を担当するパート(アルバイト)2名、収骨を担当する正社員2名、そして火葬業務を担当する正社員1名というような人員配置が契約によって定められているとします。この場合、4週8休の勤務体制のもとでは、休日をカバーするために追加のパート1名と正社員1名の雇用、または他の火葬場からの応援が必要になります。

給与や雇用形態について

給与については、年間の休日日数やボーナスの有無、福利厚生の充実度、業務の責任度に応じて、地域ごとに異なることが一般的です。小規模な企業の場合、当日の火葬件数に応じて複数の斎場を掛け持つこともあります。月給はおおむね16万円から25万円程度、時給は900円から1,200円程度が相場です。さらに、地域手当、資格手当、家族手当、住宅手当などの各種手当を設ける企業もあります。

雇用形態に関しては、契約社員、パート(アルバイト)、正社員という順序で多く見られる傾向にあります。また、勤務形態は直接雇用、請負、委託、派遣と、それぞれの火葬場によって異なります。多くの地方自治体では、人件費の削減を目的として火葬場を委託や指定管理者制度にしているため、職員の多くは派遣や委託による雇用が一般的です。

このように、火葬場の求人は、その特性や運営形態によって多様な形をとり、それぞれの場所に応じた異なる勤務条件や給与体系が設定されています。

キャリアアップ

火葬場の職員としてのキャリアアップについてご説明いたします。初期の契約条件により異なることがありますが、業務を誠実にこなし、勤務態度が良好であり、葬家や葬祭業者からのクレームがない場合、さらに営業車や霊柩車の運転を安全に行うことができれば、おおむね3年程度の勤務を経て、契約社員から正社員への昇格の道が開かれる可能性があります。

正社員に昇格すると、多くのメリットがあります。まず、有期雇用から無期雇用に変わることで、職の安定性が高まります。これにより、退職金の権利が発生し、定期的な昇給の可能性があります。また、夏と冬のボーナスが支給されることも一般的で、これにより生活に余裕が生まれます。

実際に、多くの方がこのような努力を通じて正社員としての地位を得ていることを見てきました。これは、火葬場の職員としてのキャリアパスにおいて、努力と実績が正当に評価される良い例と言えるでしょう。このように、火葬場の職員として勤める際には、長期的なキャリアビジョンを持ち、日々の業務に誠実に取り組むことが重要です。

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実際にインターネットで調べてみましょう

実際にインターネットで調べてみましょうの画像
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具体的に3通りの検索方法を用いて火葬場の求人を見てみましょう。
ハローワークインターネットサービスで検索を行います。

①必須項目である求人区分を設定します。特に希望がない場合はそんな多くの求人は表示されませんので「一般求人」に設定してください。
希望する職種の職種選択画面の「大分類」を選択し、「接客、理美容、調理、サービス」を選択します。詳細画面では「保育・介護補助、冠婚葬祭、その他サービス」選択して「検索」をします。

➁ハローワークの職種分類では「Eサービスの職業」、「42その他のサービスの職業」、「425 葬儀師、火葬係」、「425-02 火葬係」「該当例:425020001火葬作業員、425020002火葬場現業員」と選んでグリーンの「検索」します。

③職業分類を選択では「425-05」と直接入力し 「検索」を行います。

火葬場の求人に応募するにあたっては、勤務地の選定が重要なポイントとなります。勤務地によっては、交通の便が悪かったり、治安が悪かったりする場所もありますので、自分に合った勤務地を選ぶことが大切です。

しかし、現在ではインターネット上で全国の火葬場の求人情報が簡単に閲覧できるため、勤務地を選定した上で、条件の合う求人に応募することができます。求人情報には、勤務時間や給与、休暇制度、福利厚生などが詳細に記載されていますので、事前に情報収集しておくことが大

火葬場で働く職員は、エッセンシャルワーカーとして、人々の死に関わる重要な役割を担っています。職業選択には多様な理由や背景があり、それぞれに尊重すべきですが、火葬場での仕事は、比較的安定した職種とされています。また、最近では年齢の若い職員や女性の職員も入職しており、多様性も広がっています。火葬場での仕事に興味を持っている方には、関連情報を調べたり、相談することをお勧めします。

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