ん!?聞いた事ない。。。「霊璽・前卓・厨子」意味までわかる!?

皆さまは「霊璽」「前卓」「厨子」読めますか?
これらはお葬式でよく使われる漢字です。
いくつ答えられますか?

葬儀は、故人を偲び、ご家族、ご親族、友人が集まって最後のお別れをする重要な儀式です。その背後には、葬儀に関連する漢字に込められた意味や敬意があります。本記事では、葬儀に関連する主要な漢字の意味や起源を紹介し、それらがどのように故人への敬意を表現しているのかを解説します。

スポンサーリンク

問題編スタート

  1. 燭台
  2. 花瓶
  3. 霊璽
  4. 前卓
  5. 紙垂
  6. 四手
  7. 胡床
  8. 飾輿
  9. 厨子
  10. 妙鉢
スポンサーリンク

回答編です

回答編ですの画像
回答編ですの画像
  1. 燭台(しょくだい):ろうそくや蝋燭(ろうそく)を立てる台で、主に宗教的な儀式や祭典などで用いられます。日本では、仏壇や神棚に置かれる小型の燭台から、寺院や大きな神社の境内にある大型の燭台まで、様々な種類が存在します。燭台は、ろうそくや蝋燭を安定して立てることができるよう、しっかりとした台座や支えが備わっています。
  2. 花瓶(けびょう):花を生けるための容器で、様々な形や素材があります。一般的に、陶器やガラスなどで作られ、円筒形や花を生けるための口が細くなった形状をしています。花瓶は、美術品やインテリアとしても重要な役割を担っており、美しい模様や彫刻が施された芸術的な花瓶も多く存在します。また、花瓶の形状や大きさは、生ける花によって選ばれることがあります。
  3. 前卓(まえじょく):仏教においても重要な役割を担っています。仏教における前卓は、仏像や仏具を祀るための台であり、寺院や仏壇に設置されています。前卓は、仏教美術においても重要な役割を果たしており、仏像や仏具を置くための美しく装飾された台として作られることが多いです。前卓の素材は、寺院や仏壇の規模や場所によって異なり、木材や漆塗り、金属製のものなどがあります。また、前卓には、仏像や仏具の形状や大きさに合わせて、さまざまな形状やサイズがあります。仏教の前卓は、仏像や仏具を祀るための大切な役割を担っています。仏像や仏具を前卓に置き、参拝者がその前で手を合わせることで、信仰心を深めることができます。また、前卓には、仏像や仏具を安置するだけでなく、美しい装飾が施されることで、仏教美術の一つの作品としても評価されます。
  4. 霊璽(れいじ):神道において重要な役割を担っています。神道では、神社の祭祀において神々が宿るとされる「御霊(みたま)」を祀ることが中心的な信仰となっており、霊璽はその象徴的な存在です。神道においては、天照大神が皇孫(こうそん)の継承者に渡した「天津神璽」が霊璽の原型とされています。また、天皇が即位の際に使用される霊璽は、国家の象徴としても位置づけられており、日本の歴史において重要な役割を果たしています。また、神社によっては、御霊を祀る際に霊璽が使用されることもあります。霊璽を用いて祭祀を行うことで、神々が降臨することを象徴的に表現し、祈りや願いを叶えることができるとされています。
  5. 紙垂(しで):神道において神聖なものを守るための道具のひとつです。四手は、神社や神殿の建物の柱や梁(はり)などに、紙垂(しで)を下げたり、幣束(へいそく)をつるしたりして使用します。四手は、一般的には檜の木などで作られ、紐で梁や柱に結ばれた紙垂を支えるための器具です。四手には、特定の形状やデザインが定められており、神社や地域によって異なります。また、四手は、風や雨などの自然の力から神聖なものを守るために使用されます。四手は、神社の境内や神殿の内部に設置されることが多く、祭祀の際には、神聖な雰囲気を醸し出す重要な役割を担っています。四手に紐で吊るされた紙垂は、風に揺れて、神聖なものを守るための儀式的な意味合いがあります。四手は、神道の伝統的な装飾品のひとつであり、神聖なものを守るための大切な道具として、重要な役割を果たしています。
  6. 四手(しで):紙垂と同じ意味
  7. 胡床(こしょう):日本の伝統的な家具の一つで、座るためのものです。胡床は、中国から伝わったとされ、現在でも茶室や和室などで使われることがあります。胡床は、通常、木材や竹などで作られ、長方形の座面と、その下に4本の脚がついた構造をしています。座面は織物や竹製の座布団などを敷いて使います。また、脚の部分には、装飾的な彫刻が施されることがあります。胡床は、座るための家具としてはシンプルで、使い勝手が良く、長時間座っていても疲れにくいという特徴があります。また、胡床は床に直接置くことができるため、簡単に移動することができ、茶道や和食の食事の場などにも重宝されます。さらに、胡床には美しい装飾が施されることがあり、文化財としても評価されることがあります。胡床は、日本の伝統的な家具のひとつであり、和の雰囲気を演出する重要な要素として、今もなお愛されています。
  8. 飾輿(かざりこし):日本の伝統的な祭りや行事において使用される、華やかな装飾が施された屋根付きの輿(かご)です。飾輿は、神社や寺院の祭りや、地元のお祭りなどで使用され、神社の御神体や、地域の神様を祀るために使用されます。輿の中には、神様を乗せることができます。また、輿の前方や後方には、引き手が付いているため、人力で運ぶことができます。飾輿の外観は、地域によって異なりますが、一般的には、屋根と軒の部分に彩り鮮やかな飾りや幕を取り付け、四方に張り出した装飾的なフレームや、飾り綱を付けることで、目を引く華やかな装飾が施されています。飾輿は、祭りや行事の際に、神聖なものを祀るための重要な道具として使用されます。また、その美しい装飾は、観客や参加者の目を楽しませるだけでなく、地域の文化的なアイデンティティを表す重要な要素として、地域の人々に親しまれています。
  9. 厨子(ずし):仏教や神道などの宗教施設や、歴史的な建築物などで、仏像や神具、経典などを保管するための家具です。厨子は、通常、木材や漆塗りなどで作られ、扉を開けると内部に段がついていて、そこに仏像や神具、経典などを収納することができます。厨子は、様々な大きさや形状があり、一般的には、高さが人の胸ぐらいまでで、縦に細長く、扉には金属製の飾りや鍵などが付いていることが多いです。厨子は、仏教寺院や神社などで、重要な仏像や神具、経典などを保管するために使用されます。また、歴史的な建築物においても、展示物の保管に使用されることがあります。厨子には、様々な種類があり、それぞれに特徴的なデザインや装飾が施されています。厨子は、仏教や神道などの宗教的な重要性を示すものとして、日本の文化において重要な役割を果たしています。
  10. 妙鉢(みょうはち):仏教において用いられる供物の器の一つで、一般的には、銅や鉄などの金属製で、上部に蓋がついた器です。妙鉢は、仏教寺院や仏壇などで、線香やお香、花、果物、お菓子などを供えるために使用されます。妙鉢には、様々な種類があり、その形状や装飾は地域や時代によって異なります。一般的には、上部に蓋がついているため、供物を入れた状態で、蓋をしておくことができ、清潔に保つことができます。また、妙鉢は、仏教の修行においても重要な役割を果たします。仏教の修行では、食事の際に、他人に迷惑をかけないように、音を立てずに食事をすることが重要とされています。妙鉢は、食事の際に使用する器具のひとつであり、その形状や装飾によって、修行における心の安定や精神的な豊かさを表現することができます。妙鉢は、仏教の信仰や修行に欠かせない重要な道具のひとつであり、美しい装飾が施された妙鉢は、芸術的価値をも持っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました