現役火葬場職員

収骨

【衝撃】収骨中に見つかったピンクや青い骨…一体なぜ!? 火葬職員が真相を語る!

火葬後の収骨(しゅうこつ)の際に、遺族の方からよく寄せられる質問のひとつに、「一部のご遺骨にピンクや青、緑といった色がついているのはなぜですか?」というものがあります。初めて目にする方にとっては驚きや不安を感じることもありますが、実はこの着色現象には、現時点で科学的に完全に解明された原因は存在していません。今回は、火葬場の現場職員としての視点に加え、考えられている仮説や科学的な考察を交えながら、この不思議な現象の背景に迫ってみたいと思います。
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お骨あげ時、骨壺に納める六文銭の深い意味とは!?日本独自の死生観と宗教的象徴が織りなす、故人を偲ぶ最後の儀礼

六文銭(ろくもんせん)は、日本の葬送文化や宗教観において重要な象徴であり、特に死後の旅路を支えるアイテムとしての役割があります。その詳細な背景や意味をさらに深掘りして解説します。六文銭は、もともと日本の江戸時代以前に流通していた「文銭(もんせん)」という小額貨幣に由来します。この貨幣単位「文(もん)」は、庶民の日常生活で使われる一般的なものでした。
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火葬後にも残る医療器具「CVポート」「PICC」とは? ― その正体と火葬場でのリアルな現場対応

現代医療の進歩により、がんや慢性疾患と闘う患者さんのQOL(生活の質)は大きく向上しました。その裏側には、高度な治療に対応するための医療機器の進化があります。特に近年よく使われている「CVポート(中心静脈ポート)」や「PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)」といったデバイスは、静脈から薬剤や栄養を長期間安全に投与するための医療器具で、多くの患者さんが終末期まで使い続けています。
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医療技術の進化と火葬後に残る人工関節の現状-普及がもたらす新たな課題と対応策

近年、医療技術の進化に伴い、膝や股関節に人工関節を埋め込む手術が増えています。これらの人工関節は、特に高齢者の方々の日常生活を支える重要な役割を果たしています。一方で、火葬の現場ではこれらの人工関節が火葬後にどのように影響を及ぼすのか、またどのように適切に処理されるのかを知っておくことが重要です。このブログでは、人工関節に使用される素材の特性や、火葬後の取り扱い方法について詳しく解説します。
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骨壺に腕時計や眼鏡を入れたい!故人さまの愛用品を骨壺に入れる方法を教えます!!

日本のお葬式では、収骨の際に故人さまの愛用品を骨壺に入れることが一部の家庭や文化で行われています。これは故人さまへの敬意を示し、遺族の心の慰めとなる大切な儀式です。この記事では、具体的な手順や注意点、実際の事例を紹介します。
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スタンダードプリコーション!?あまり普段聞かない言葉ですがぜひ覚えて!!

「スタンダードプリコーション」あるいは「標準予防策」は、感染症対策の基本的な手段を指します。医療や介護の現場など、感染症を持つ可能性のある人々と接触する職場で普遍的に用いられます。特定の感染症が明らかである場合だけでなく、すべての患者やクライアントとの接触において行うべき基本的な予防策を包括しています。
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火葬後のご遺骨からDNAサンプルを抽出できるのか?

ご遺体が火葬された後にDNAを抽出することは確かに非常に難しく、ほとんど不可能と言えます。その理由は、火葬の過程で遺体が非常に高温に曝され、その結果、細胞の構造とその中に含まれる核DNAが破壊されてしまうからです。核DNAは、我々の遺伝情報の大部分を持っており、それは個々の遺伝子から身体の特徴まで、我々が誰であるかを決定する情報を含んでいます。
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炉内で大爆発!?心臓ペースメーカーや除細動器着用の火葬について

ご遺族や葬祭業者さんは、火葬申込書に正確な情報を記入することで、火葬場が適切な処理を行うための情報を受けることができます。また、火葬施設側は遺族から提供された情報を適切に確認し、ペースメーカーや除細動器のある遺体に対しては十分な準備を行ってご対応いたします。
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流儀!?現役火葬場職員はプロフェッショナル!

火葬場で働くプロフェッショナルたちは、故人とそのご家族に対して最高のサービスを提供するために、さまざまな心遣いを大切にしています。このブログでは、火葬場のスタッフが日々実践している心遣いや、そのプロフェッショナルな姿勢について紹介していきます。
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金具は消えてしまう!?故人は身体に人工関節ボルトを入れてました

この記事では、火葬の際によくある人工関節に関する問い合わせや申請、そして収骨時のご相談内容について取り上げます。医療技術の進歩により、人工関節を用いた手術が増加しています。これらの人工関節は、高齢化社会で多くの人々の生活の質を向上させていますが、火葬時には特別な対応が求められる場合があります。